曲中には何度か同じフレーズが続く場合があります。
4小節目の終わりにあるをリピート記号といいます。 |
何小節かをリピート記号ではさんだ譜面もあります。 上の譜面は5小節目からと6小節目をリピート記号ではさんだ譜面です。 演奏の順番は『A→B→C→D→E→F→E→F』 |
カッコのリピート記号もよく使われます。繰り返したい最後の小節が違うときに、 カッコ1、カッコ2としておけばカッコの繰り返しになります。 演奏の順番は『A→B→C→D→E→A→B→C→D→F』 |
リピート記号とカッコを使って上の譜面のようなことも出来ます。 演奏の順番は『A→B→C→D→E→C→D→F』 |
D.C.(ダ・カーポ)も繰り返しの記号のひとつで「曲のはじめにもどる」という意味です。 D.C.まで進んだら小説のはじめに戻ってまた繰り返し演奏し、 まず1回目、Fineは通りすぎてD.C.で戻ってきた時のFine(フィーネ)のところで終わります。Fineは「ここで終わり」という意味です。 演奏の順序は『A→B→C→D→A→B』です。 |
D.S.(ダル・セーニョ)も繰り返しの記号です。 D.S.まで進んだらセーニョマークまで戻り、D.C.の時と同じ様に1回目は通りすぎて、 D.S.で戻ってきた時のFineで終わります。演奏の順序は『A→B→C→D→B』です。 |
D.C.やD.S.の繰り返しと合わせてよく使われるのがCoda(コーダ)です。
1回目のtoは通りすぎて、D.C.で曲のはじめに戻った後、toからCodaへ飛びます。 |
上記で出てきた記号が組合わさったものです。 演奏の順序は『A→B→C→D→E→F→G→H→C→D→E→F→I→J→K→L』です。 |